「JIAREVO NEO」をお買い求めいただいたお客様へ

nite 独⽴⾏政法⼈製品評価技術基盤機構による
「新型コロナウイルス検証試験の中間結果」及び報道に関しまして

6月3日現時点での5月29日夜にNHK等で報道されたnite 独⽴⾏政法⼈の記事について見解をご連絡致します。

・元になる報道機関の記事

https://www.watch.impress.co.jp/docs/news/1255807.html

・nite 独⽴⾏政法⼈の中間発表データ

https://www.nite.go.jp/data/000109487.pdf

・nite 独⽴⾏政法⼈「新型コロナウイルスに対する代替消毒方法の有効性評価に関する検討委員会」から発表された「次亜塩素酸水」等の販売実態について(ファクトシート)
https://www.nite.go.jp/data/000109500.pdf

この度の報道は、あたかも次亜塩素酸水はコロナウイルスに対して効果がないような報道でございましたが、上記をまとめると、現時点では次亜塩素酸水(今回の試験は電解次亜塩素酸水)は、濃度とpH値、使用する量によって、新型コロナに対して効果が確認できた場合とできなかった場合があった、という事になります。そして、次亜塩素酸水には今回nite 独⽴⾏政法⼈主導で検査した電解次亜塩素酸水と、まだ検査していない次亜塩素酸ナトリウムに酸を混和した次亜塩素酸(ジアレボはこれにあたる)と大きく分類して2種類ありますが、pH値、有効塩素濃度が同じなら同じ効果が期待できるので、継続して次亜塩素酸ナトリウムに酸を混和したものを検査しましょう。という内容です。
nite 独⽴⾏政法⼈資料を一部抜粋して書くと国立感染症センターの意見としては
※pH5.0、有効塩素濃度49ppmの電解次亜塩素酸水を十分に作用させると、1分以内で99.99%以上の新型コロナウィルスが不活化できた。

という事になります。弱酸性次亜塩素酸水ジアレボは、推奨使用濃度80ppm(mg/L) pH5.5前後で安定している製品ですので、国立感染症センターが試験した次亜塩素酸水(電解水)より科学的根拠から殺菌力は高い状態にあります。つまりジアレボは新型コロナウイルスに対して効果があると、解釈できます。

報道記事に関しては、下記のようにタイトルが訂正されております。

【訂正】記事初出時に、タイトルを「新型コロナへの有効は確認されず」としておりましたが、継続して評価が進められるため、タイトルを変更。

追記しました。とあります。

新しいタイトルは、「次亜塩素酸水、噴霧での利用は控えて」とあります。これは後述致します。

ファクトシートにつきまして

ファクトシート冒頭には、「本資料は、2020年5月29日現在の知見に基づいて作成されたものです。随時修正されます。」とあります。
そして、表題最後の部分に※注:現時点において、「次亜塩素酸水」の新型コロナウイルスへの有効性は確認されていない。とあります。
検査結果で、塩素濃度や、pH値、試験するウイルスに対する溶液の量により、有効と有効でない両方の結果が出ている事と、継続して検査を続ける事からこの表現になっていると考えられます。
確かに、ファクトシートに記載のあるように、昨今、食品添加物殺菌料製剤ではない、いわゆる製造段階で酸が混和されている一般除菌液の次亜塩素酸水(弊社ラインナップではジアレボ1液タイプ)にもかかわらず、手指の消毒には使えると表記していたり、表現があいまいな製品、粗悪品が多く出回っているのは事実でございますので、注意喚起は必要だと考えられます。

帯広畜産大学が発表した実験結果につきまして

他にも次亜塩素酸水は新型コロナウィルスに対して効果があると発表している参考資料としましては、帯広畜産大学が発表した実験結果があります。
https://www.obihiro.ac.jp/wp/wp-content/uploads/2020/05/act3.pdf
ここでは、明確にコロナに対して次亜塩素酸水は効果があると伝えております。
※ただし、pH2.5  塩素濃度64mg/L(ppm)で効果が出たと言っており、pH4.5-6 塩素濃度45-29mg/L(ppm)だと効果はでるが、pH2.5 濃度64mg/L(ppm)よりも効果は低く、大量の水溶液が必要との結論です。
帯広畜産大学で使用した次亜塩素酸水は、強酸性の電解ジアにアルカリ水を加えて弱酸性、微酸性にpH調整していっているためpH値5前後の時にはどうしても塩素濃度がさがってしまい、濃度が濃い弱酸性域の次亜塩素酸水のデータを取ることができないと考えられます。電解水は基本10ppm~80ppmでしか製造できないので、致し方ないと言えます。
先述した通りジアレボは、80ppm pH5.5前後で安定の製品です。ジアレボは、科学的根拠から、帯広畜産大学で使用した次亜塩素酸水より殺菌力が強い次亜塩素酸水ですので、充分に新型コロナ対策として使用できる製品だという事があらためて認識できます。

加湿器でのご使用について

また、加湿器利用に関しても、あまりにも不正確な情報を元に販売されている製品が多いので、気を付けてくださいという注意喚起が今回流れている情報の根底にございます。
今回の報道の仕方は、昔からある「塩素系漂白剤」等の苛性アルカリを多量に含むアルカリ性の次亜塩素酸ナトリウム水(ハイターなど 塩素濃度5-6万ppm pH値9前後)を加湿器に添加している事と、ジアレボ(弱酸性次亜塩素酸水 加湿器利用の際は推奨使用塩素濃度20ppm~50ppm pH値5-6)を加湿器にいれて使用することを混同して報道されております。
ハイターなどを入れて加湿器に入れれば、健康被害はもちろん、加湿器も錆、変質変色など壊れてしまうと思われます。

ジアレボは、菌やウイルスを消毒できる検査結果だけでなく、安全性についての第三者機関による検査結果も多数持ち合わせております。
日本の水道水は次亜塩素酸で消毒されていますが、どの家庭でも蛇口から出る水には1mg/L(1ppm)以上の塩素濃度が残っているよう定められていますが、住んでいる地域によってはその数倍の塩素濃度を有している場合があります。
報道の通り、次亜塩素酸の加湿器利用は注意が必要という文章だけきりとってしまうと、加湿器に水道水は使用できないという事になります。
正しい、知識、正しい情報をもとに、最終的にはお客様の判断で、適切な方法で感染症対策をしていただければと思います。
その時ジアレボが選んでいただけるよう、製品製造と情報提供に取り組んでまいります。

ここ3-4カ月の間に、アルコール、次亜塩素酸、その他の消毒に関する情報は、効果がある、無いなど多数の情報が入り乱れています。

次亜塩素酸には、戦後70年間 水道水の殺菌消毒を通じて日本国内の感染症を防いできた歴史があり、定量データがあります。今回の日本国民の患者数、死亡者数の異例の少なさは、水道水が次亜塩素酸で消毒されているからという見方もございます。諸外国とは手洗い、うがい、シャワーを浴びるなどの意味合いがまるで違うと考えられます。

pH値5.5前後 塩素濃度80㎎/L(ppm)で使用するジアレボは、次亜塩素酸の性質を最大限活用し、安全性と殺菌力を共存させた、感染症対策としては私たちが考える最適なpH値、塩素濃度を持った製品です。

引き続き安心してご利用いただけますようお願い致します。